就活生必見!興味ある会社の『正体・本音』を探る方法

就活お役立ち情報

「この人、本当にそう思っていってるのかな?」

面接官や会社案内をしてくれる“知らない大人”を疑ってしまう……という就活生の声は珍しくありません。

「この会社の人、良さそうなことばかり言ってるけど本当かな?
「ニコニコしてるけど、私のことどんな風に見てるの?

そんな不安は“本当にこの会社で大丈夫なの?”という大きな疑問に発展してしまいます。

就職前に、会社の本当のところを知りたい!そのためにはどうしたらよいのでしょうか。

今回は会社の実態を探る方法話をする人の本音を見分ける方法などをご紹介します!

質問する学生は、就活初心者!立命館アジア太平洋大学3回生の橋口美紀さん(写真左)。
答える先輩は、別府大学卒、児童福祉領域で勤務中の早田龍世さん(写真右)です。

 

会社の実態を探る一番の方法とは?

橋口さん:興味を持った会社について深く知るためには、どうしたらいいんでしょうか?

早田さん:会社に行くのが早いよ!実際に見てココで働きたいと思ったら、この会社じゃないと嫌だ!と伝えるのは大事。上の立場の人に自分を知ってもらうことが、会社を知るにも、自分をアピールするにも第一歩かな。

橋口さん:え?説明会とかしてなくても会社に行くんですか?どうやって……

早田さん:電話して「見学したいんです!」と頼んでみるんよ。もしくは、知り合いに「あの会社気になるんですけど、誰か紹介してもらえませんか?」ってお願いする。意外と誰かはつながっているから高確率で会社訪問できちゃう。

気軽に頼める人を多く作るためにも、大学時代の人脈作りって本当に大事だと思うんよ。

橋口さん:早田さんは実際、どんな風に会社見学に行ったんですか?

早田さん:まず就労支援施設に行って、その中で気になった会社に訪問したかな。誰かその会社を知ってる人いないかな?って、繋げてくれる人を探し出して、会社訪問に結び付けてた

 


会社訪問するっていう裏の動機は、「エントリーシートを書きたくなかった!」っていうのも大きいんだけどね。

橋口さん:あはは!まさかの本音ですね。

早田さん:一生懸命エントリーシートとか書いて、添削してもらうでしょ。で、赤字でぶあーーーーって書かれてメンタルやられて……みたいな、そんな就活はイヤだなーって思ったんだよね。実際に働いて会社の空気を感じるなら、インターンもいいと思う。

今の会社に就職したのも、実際に子供と接している姿を認めてもらえたからなんだよね。


橋口さん:そんな就活の方法があったんですね!!!まずは人脈。

早田さん:大学時代、いろんな人と関わろうと思ってそう動いたんよ。福祉系に関わらず人脈広げれば、何かひっかかるかな?という感じで。

自分から声かけて動きまわってたら、自分が忘れてても声かけてくれることもあったよ。一度しか会ったことない人なのに、ずいぶん気にかけてくれて後から連絡くれたりね。

ポイント

気になった会社には実際に行く!そのためにも人脈を広げる!!

 

信用できる人を見分けるにはどうする?

橋口さん:人脈作りが大切!っていうのはすごくわかりました。でも気に入った会社があっていいなーと思っても、そこで働いている人が信用できるかどうかって、どうやって判断するんでしょうか?新人が欲しくて優しいだけかもしれないし……

早田さん:こちらが喋りかけたら、しっかりと話を聞いてくれる人は信用できると思うな。

橋口さん:例えばどんな感じですか?

早田さん:僕からの質問に答えてくれるのはもちろん、僕に向けて質問してくれるんだよね。「あなたのしてきたことは?」と聞いてその答えを聞いたうえで、「じゃあこんなのがいいのかな」と真剣に考えて声をかけてくれる人もいるし。

そういったやりとりがあると、自分を理解してくれようとしているなと思って信頼感が大きくなる。

橋口さん:たしかに、自分のこと考えてくれるなんてイイ人!ってなりそう。

早田さん:あとは、自分自身についてをたくさん話してくれる人も信用できるよ。自分が実際働いていてどうだとか、こんなことがあるよとか。楽しそうに教えてくれると、一緒に働きたいなっていう気持ちにもなる。

まずは自分からいろいろ話をすれば、相手も心を開いて喋ってくれるんじゃないかな?

ポイント

信用できる人=真剣に話をしてくれる人!そのためには自分も心を開いて喋るのが大切!!

 

WEBやクチコミ情報は信用していいの?

橋口さん:まずはスマホで会社名など検索して、気になる会社の情報を調べると思うんですけど、それはどうなんでしょうか?

早田さん:僕の場合、とにかく「まず会社に行ってみる」を実行していたから……。ネットの情報は全部が間違いとは限らないけど、信用できるとも限らない。だから、実際に自分の目で見て人に会わないと、本当のところはわからないんじゃないかな。

橋口さん:早田さんの周りは、就活を終えて社会人になった人が多いと思いますが、みなさんはどんな様子ですか?


早田さん:もと同級生なんかは、働きだしてからグチってる人も多いよ。僕は楽しくて仕方ないけど!

個人的な印象だけど、会社の中の人と喋ってから会社に入った人は、あまり文句が多くない気がするかな。逆にエントリーシートだけ書いて実際の会社訪問は面接のときだけ、みたいな人は不満を言う人が目立つかも。

橋口さん:合同説明などで、こんな会社はヤバイ!ってわかるポイントなどはありますか?

早田さん:積極的に人を呼んで話をしようとしているところは、すごくいいと思う。

反対に、ただ腕組んで待ってるだけ、社員同士で喋っていて就活生が話しかけづらいところ、などはあまりいい印象じゃないかな。こちらを知ろうとしてくれない、興味をもってくれないっていうことだから。

ポイント

こちらを知ろうとしない態度の人は声かけなくてOK!ネット情報だけに頼るのは危険

 

まとめ

会社の本当の状況や、働いている人たちの本音を知りたい!そう思ったら……ネットで調べたり、友達に聞いてみたりだけでは足りません。

実際に自分の目で見て話をしてこそわかる真実や、つながる関係がたくさんあります!まずは自分から行動してみましょう!!

 

※「別府でJOB JOB」に込めた意味
「JOB」は、仕事、職、任務、役目などという意味があります。そして、別府といえば真っ先にイメージするのが温泉。温泉につかると「ジャブジャブ」と音がしますが、別府のワークスタイルを温泉のように学生(若者)に浴びてもらいたい、という意味を込めています。

関連記事一覧