職員と利用者の笑顔が炸裂する「一燈園」ってどんなとこ?

医療・福祉

別府のワクワク企業を大発見!地元企業の仕事内容、経営者・社員の魅力、就職情報を学生目線でご紹介します。さあ、別府で働こう!

 

別府に暮らす学生目線で企業を訪問し、仕事内容ややりがいなど、知られざる魅力を発掘する企画「別府でJOBJOB」。

第7回目の今回、お邪魔することになった「一燈園(いっとうえん)」さん。取材に行ったのは、別府大学4回生の河野 蒼葉(かわの・あおば)と別府大学4回生の竹村 悠(たけむら・ゆう)です!

以前から看板を見て名前は知っており、興味はあったものの、どのような施設なのかは謎でした。どんな人が働いているのか?どんな利用者さんがいるのか?施設の雰囲気は?

何もわからず、少し不安を抱えながら……いざ「一燈園」さんへと出発!

不安が吹き飛ぶ“神対応”に感動!

取材当日、ご案内いただいたのは「一燈園」職員の安東弘三さん(写真右)、岩崎和恵さん(写真左)、後藤隆二さん(写真中央)。

不安いっぱいで始まった取材ですが、すぐに緊張はほぐれました。なぜなら、職員さんがとにかくフレンドリーに気さくに接して下さったからです。笑顔で明るく、質問に対して丁寧に受け答えしていただき、良い意味で気をつかわずお話できたのがとても印象に残っています。

 

施設内を見学した際、職員さんとすれ違うたびにみなさん挨拶してくださったのも嬉しかったです。挨拶するのは当たり前だと思うかもしれませんが、その当たり前が出来ない人も多い中、職員さんたちはきちんとしていると感じました。

「一燈園」さんは利用者さんに対して、笑顔で挨拶プラス一言の声かけを心がけています。これは、利用者さんへの思いやりを大切にする姿勢の表れであり、「一燈園」さんの強みともいえるでしょう。

 
↑職員の皆さんの魂が宿る「職員手帳」も見せていただきました。

 

ここがスゴイ!「一燈園」のおすすめポイント4つ

1) イベントが豊富

生協の販売車が施設に訪れるので、利用者さんは買い物を楽しめます。また、季節を取り入れたイベントも定期的にやっているそうです。

例えば……

夏には流しそうめん大会、秋には旬のサンマを焼いて試食会、春には公園でお花見などなど。晴れた日にはピクニックに行くこともするそうです。

楽しい催しがあることで日々により刺激があり、他の利用者さんと話す機会も増え、外の空気に触れる機会も増えて、より生活が楽しいと思えるのではないでしょうか。


↑生協の販売車がやってきて、買い物もできます。

2)施設がホテルみたいにキレイ

施設がとにかくきれいなことに感激しました。私の見学した「サンクレールいっとうえん」は、清潔感のある広々とした施設でした。

お風呂は温泉で、別府ならでは!偶然すれ違った利用者さんが「ここはすごく良いとこだよ」と満面の笑みで言っておられたので、本当に住みやすい施設なのだなと感じました。

3)職員さんの働きやすい環境

利用者さんだけなく、職員さんにも働きやすい制度が充実しています。その中でも特徴的だったのは預かり保育。仕事中はお子さんを保育士さんに預けることもでき、夜勤の時には夜間保育も行っています。女性にも働きやすい職場です!

4)離職率が低く勤務年数の長い人が多い

手厚い待遇の良さ、人間関係の良さが離職率の低さに繋がっています。そして、働きやすい環境が整っているからこそ職員さんたちの勤続年数が長く、施設内の良い雰囲気が生まれていると感じました。

 

介護の仕事って何をするの?

「一燈園」さんでは、どんなお仕事をするのでしょうか?つい最近まで介護福祉士として現場で働いていた工藤千鶴さんにお話を伺いました。

工藤さんは39歳で「一燈園」に入社。その時点では、介護の経験も資格も全くのゼロだったそうです。

工藤さん「前職は某スーパーのサービスカウンターでの勤務でしたが、〈介護は究極のサービス業〉だと思っています。具体的な仕事は配膳をしたり、前日の記録をチェックしたり、お風呂のお手伝いをしたり、ベッドから起きる手助けをしたり。一番大事で大変なことは、コミュニケーションです。

「新人さんには、まず利用者さんを知ることから。まずは目の前の相手を知るために、自分のことを話したり、会話を広げたりして、どんな人かをわかることが大切ですね。最初からひとりで仕事をさせるのではなく、たくさんの先輩たちが助けられるようにしています。困ったら、誰かが必ず何とかしてくれますよ!」

経験の有無や年齢、性別も関係なく、いろんな方が働いている場所。だからこそ、誰もが質問もできるし手助けもできる、困ったときはすぐに対処できる環境が整っているんですね。

工藤さん「若い人はそこにいるだけでも周りが明るくなりますよね。私なんかは育児経験があるからそれが生かせています。どんな人も特技が生かせる職場だと思います」。

イキイキと語る工藤さん、本当に仕事を楽しんでいるんだなという様子が伝わってきました!

 

別府大学卒の先輩・小倉龍馬さんのお話

取材の日は、ちょうど新人研修中。


別府出身・別府大学卒の小倉龍馬さんにお話を伺いました。

小倉さん「『一燈園』を選んだのは、総合的なケアをしているからです。在宅介護も施設介護も両方やっているところ、母体が大きいところだから、色々学べると思ったんです。

入社前は、もっと暗い感じなのかと思っていましたが、利用者さんも職員も明るくてイメージが変わりました!」

小倉さんにはたくさんの同期入社がおり、みなさん仲良く楽しそうな様子でした。

 

資格よりも人柄重視!人好きさん集まれ!!

「一燈園」さんの求める人材を聞いてみると、人が好きであること、人と関わることが好きであること、そして人に優しさをもてることが大切だとお話してくださいました。

資格よりも人物重視!利用者さんに笑顔になってもらえるという喜びを感じられる人、大募集中です!!

 

まとめ

竹村「取材する前はおじいちゃんを施設に預けるのは気が引けるイメージだったんです。でも、みんな仲よさそうで、老人施設のイメージが変わりました!」

河野「職員さんが利用者さん思いで、人柄も良く、この人たちと働いてみたいと感じました。また、利用者さん・職員さん共に明るく、一燈園という生活の場に充実さを感じていると思いました。施設もホテルみたいにキレイで広々としたお部屋で私自身、将来は住んでみたいと思いました!」

会社データ

取材先:社会福祉法人 一燈園
住所:大分県別府市堀田4組(大字南立石347番地)
TEL: 0977-25-8888(代)
Website http://www.ittouen.or.jp/

 


取材&編集&テキスト:竹村 悠(別府大学文学部4回生)


取材&編集&テキスト:河野 蒼葉(別府大学文学部4回生)

 

※「別府でJOB JOB」に込めた意味

「JOB」は、仕事、職、任務、役目などという意味があります。そして、別府といえば真っ先にイメージするのが温泉。温泉につかると「ジャブジャブ」と音がしますが、別府のワークスタイルを温泉のように学生(若者)に浴びてもらいたい、という意味を込めています。

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