こんなに楽しそうに働いているなんて!会計事務所のイメージがガラリと変わる「河村会計」の実態とは?
別府のワクワク企業を大発見!地元企業の仕事内容、経営者・社員の魅力、就職情報を学生目線でご紹介します。さあ、別府で働こう!
別府に暮らす学生目線で企業を訪問し、仕事内容ややりがいなど、知られざる魅力を発掘する企画「別府でJOBJOB」。
第6回目の今回は「税理士法人 河村会計」さんにお話を伺いました。
会計事務所って一人ひとりのデスクワークというイメージがあるけれど、実際はどうなのだろう??その実態をAPUの椚谷(くぬぎたに)と青木が取材してきました!
目次
「河村会計」ってこんな会計事務所!!
初めて会計事務所に訪れ、驚いたところがたくさんありました。その中のいくつかを紹介します!
① 一番印象に残っているのは、社員さん同士が入社時期に関係なくお互いのコミュニケーションがしっかりと取れていること。会社というと、トップダウンで上司やリーダーからの指示を受けてその通りに動いたり、意見を自由に言えなかったりするようなイメージを持っていました。しかし河村会計さんではそれがほとんどなく、それぞれの意見が気軽に言える環境であると気付きました。
② 地方の企業であるからこその良さを感じました。人と人との繋がりが非常に強く、若手から挑戦できる場があることが、大手企業との大きな違いだと実感!
③ 新卒の人が少なく、ほとんどの方が転職・再就職をした方であるということ。社員さんの多くが、新卒で資格を持って入社するのかと思っていたのですが、様々な業種の人たちが事務所に転職し、働いているそうです。
今回、お話をしてくれたのは、「河村会計」の副所長・河村雄一郎さん(写真右)、後藤正太(写真中)さん、藤井沙織さん(写真左)です。
河村会計の会計事務所っぽくない(?)魅力とは
椚谷「河村会計さんの特徴は何ですか??」
藤井さん「人が良いところですね」。
後藤さん「地方の企業だからでもあるのですが、若手からチャレンジできる環境ですね」。
河村さん「そうですね、良い人が良い人を呼ぶ」。
後藤さん「まとめましたね~!地方の企業は都心と比べて通勤がラクですし」。
河村さん「地方の企業という点で、世界が狭いというか、人と人とのつながりを感じます」。
後藤さん「あとは、男女の比率が等しく、離職率が低いですね。そして自由ですね。僕とかこの取材のすぐ前に帰ってきたばかりで、いつもお客様との対面があるのでほぼ事務所にはいないです」。
藤井さん「ノルマがなくて、みんながお互い助け合えることも特徴ですね!」
青木「みなさん『いらっしゃいませ』と挨拶をきちんとしてくださいますね」。
色々なお話を通して、社員さん同士に強い団結力があるように感じました。お互いがお互いを思うことができているからこそ、離職する人が少なく、そして活気ある会社の雰囲気があるんですね。
異業種からの転職で大活躍!APU卒業生・藤井沙織さん
APU(立命館アジア太平洋大学)出身の藤井さんは、もともと某有名企業の広報業務を担当していたそうです。
椚谷「なぜ、前職から会計事務所に移ろうと思われたのですか?」
藤井さん「新しいことに挑戦しようと思ったからです。『最高の自分になるためには、あと必要なのは数字を読み解く能力だ!』と感じて転職しました」。
椚谷「資格をお持ちだったのですか?」
藤井さん「いいえ、資格は持っていませんでした。それに、数字が苦手です。今でもそれは変わりません」。
河村さん「資格は必ずしも必要ではないんです。藤井は入社して1年目であるにも関わらず、弊社のパンフレットの企画を担当しました」。
後藤さん「会計事務所のパンフレットって言ったら、顔写真があって、会社の説明しか書かれていないなんだか堅いイメージがあると思うんですが、弊社のパンフレットは違うんです!それがこれです」。
藤井さん「桃太郎のストーリーを元に作りました。桃太郎のストーリーでいうイヌ・サル・キジがそれぞれどんな役目を果たすかに注目し、分かりやすく会計事務所の役割について説明されています」。
後藤さん「会計事務所のパンフレットのイメージ変わりましたよね??藤井のように、弊社では若手でもチャレンジできる環境が整っているんです」。
お話してくれた藤井さんは、とても気さくでエネルギー溢れる方でした。河村会計さんは資格がなくても、数字が苦手でも、若手でも活躍できる場であることを実感しました。
【就活情報】大切なのは「信頼関係」、必要なのは柔軟性とコミュニケーション
椚谷「こちらで働くにあたって必要なことは何ですか?」
河村さん「やはり人との関わりが多いお仕事ですので、コミュニケーション能力は必要になります」。
後藤さん「あとは、時代の流れに敏感で適応できる人、柔軟性を持っていることが大事ですね」。
青木「これは大切にしているってことありますか?」
河村さん「信頼関係ですね。約束を守ることは本当に大事です。早すぎても遅れても失礼にあたるので、必ず5分前には到着するようにしています。あとは、わからないことはわからないと正直であることです。もちろん、そのままわからないで済ますのではダメなので、その後にすぐ調べてお客様に伝えますけどね(笑)」。
後藤さん「受け持った仕事は受けきることですね。時たま管轄外のことを質問されるのですが、しっかり調べてきちんとお客様に伝えるようにしています。我々の気づかないうちに、お客様が何か新しいことや知らないことをされている状況は、お互いの信頼関係ができていないという証拠なんです」。
河村さん「日々のやり取りを通じて信頼関係を深めていくことで、お客様から頼られる存在になりたいですね」。
↑お三方とも、とても気さくな人柄で、リラックスしてお話を聞けました。
↑朝礼で社員の皆さんが唱和される「職場の教養」「万人幸福の栞」も見せていただきました。
会社全体から意欲溢れる雰囲気を感じることができました!
まとめ
椚谷:取材に行かせてもらう前、会計事務所は、デスクワークが多く、一人ひとりがパソコンに向かって各自作業しているイメージでした。でも、取材を通してそのイメージは崩壊!こんなにも社員同士、そして社員とお客様といった人と人との繋がりに溢れているのだと実感しました。私もこのような人と人との繋がりが活発な会社に就職したいなと思いました。
青木:個人で各々が任された仕事を淡々とこなすのではなく、チームとしてサポートしあっていて社内でも和気あいあいとしたフレンドリーな雰囲気がとても印象的でした!
良い人、そして良い環境のもとチャレンジしながら働きたい人、必見です!!
会社データ
取材先:税理士法人 河村会計
住所 〒874-0910 大分県別府市石垣西1-3-39
Tel 0977-22-4465
Website http://www.kawamura-k.com/
取材&編集&テキスト:椚谷 彩加(立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部3回生)
取材&編集:青木 萌映(立命館アジア太平洋大学国際経営学部2回生)
※「別府でJOB JOB」に込めた意味
「JOB」は、仕事、職、任務、役目などという意味があります。そして、別府といえば真っ先にイメージするのが温泉。温泉につかると「ジャブジャブ」と音がしますが、別府のワークスタイルを温泉のように学生(若者)に浴びてもらいたい、という意味を込めています。